新型リーフ搭載のプロパイロットオーナーレビュー
日産の新型リーフに搭載された新機能プロパイロットをオーナーレビュー。
ブログや冊子などで、リーフのオーナーの評価が高いと思えるのが、全車に搭載されたプロパイロット機能。未来感のある自動運転は味わえるのでしょうか。

こんにちは、エヴァです。

リーフを買う時の、決め手のひとつになったプロパイロット運転。
自動運転なんて、まだまだ、もっと先のことでしょ? って思っている人もいると多いと思いますが、新型リーフには、もう自動運転っぽい機能が搭載されています。

今日は、その未来っぽいプロパイロット機能について書いてみようと思います。
ほんと便利なので!

さて、僕がまだリーフ購入前の2018年、車で1泊2日の旅行に行った時のことです。
帰宅した翌日から膝の調子が悪かったんです。痛いというほどでもないのですが、階段を降りる時、普通に歩いている時に、膝に違和感が出ました。長時間、狭い車内で同じ姿勢をしていたからか、ちょっと老いてきたせいもあるのかなぁ。休憩少なめで、ずっとアクセルを踏み続けている姿勢悪かったのかなぁと思ったり……。車で旅行に行くってそういうことだよなぁって、自分を納得させていました。

リーフのプロパイロットに期待した

リーフの試乗の時に試させてもらったのが、プロパイロット機能。
1泊2日のリーフ試乗体験ではなくて、短い普通の試乗だったので、プロパイロット運転を試してはみたものの、「ふ〜ん、便利かも」という程度でした。プロパイロットの良さが実感できなかったんですね。まあ、リーフを買う気が、その時はなかったというのも大きかったかもしないですけど。

でも、それからいろんなリーフのオーナーさんのブログを読んでいて、「プロパイロットで、高速の運転が楽になりました」という言葉を多く見つけました。「えっ? あの機能ってそんなにいいの?」まだ、疑いながらも、ほんとに使える機能なら、これから旅行も楽しくなるよねということで、期待を込めてリーフを購入しました。

プロパイロットって?

新型日産リーフに装備されているプロパイロット機能を簡単に紹介したいと思います。
プロパイロットの運転は、完全な自動運転ではないです。半自動くらいかなと僕は思います。タイトルに書いた自動運転は、ちょっと大袈裟です……。汗

前に走ってる車や、道路の中央線などを認識して、アクセル、ブレーキ、ハンドリングをリーフが自分で制御してくれます。

操作方法は、
1.運転中にハンドルの内側に付いている「PIROT」というボタンを押す
(これで、プロパイロット運転の準備に入ります)
2.次に、「SET -」というボタンを押すとプロパイロット機能がスタートします。
前の車との車間を調整しながら、勝手に車が運転してくれます。前の車に勝手に付いていってるような感じがします。

注意しないといけないのが、ハンドルから手を離してはいけないということ。
両手をハンドルから手を離したり(片手はOK)、ブレーキを自分で踏むと、プロパイロット機能が解除されます。

プロパイロット運転中、
たとえば、高速で時速70キロで走行していたとしましょう。
その時に、プロパイロット運転にするとそのままきっちり時速70キロで走ってくれます。ちゃんと時速70キロをキープして走てっるところも、個人的にはちょっと未来っぽい感じがしてます。

前の車がもっとスピードを出して、どんどん離れてしまったとします。でも、大丈夫です。前の車が遙か見えなくなっても、リーフは自動で、時速70キロをキープしたまま、ちゃんと運転し続けてくれます。

でも、もっとスピード出したなと思ったら、ハンドルについているもうひとつのボタン「RES +」を1回押します。すると、時速が75キロに変わります。もう1回「RES +」ボタンを押すと時速80キロになります。「SET -」ボタンを押すと時速が5キロ落ちます。「RES +」ボタンと「SET -」ボタンを調整することで、時速5キロ単位でスピード調整が可能なんです。アクセルを踏むとかではなく、ボタンでスピードを早くしたり、落としたりできるのです。

直線だけじゃなく、カーブも自動で曲がってくれます。このカーブなら自分ならもっとスピード落とすなぁと思うカーブでも自動で曲がってくれます。自分が普段出さないスピードで、カーブを曲がるのは、結構勇気がいります。最初、結構ビビリました。いくら自動でカーブを曲がってくれると言っても、物理的に曲がりきれないスピードもあるので、スピードの出し過ぎは注意してください。カーブの手前で、普段自分がカーブを曲がるスピードに調整するのが良いと思います。

日産新型リーフのプロパイロットで普段の運転でも未来感?

一般道でも、プロパイロット機能は活躍しますが、
実は、リーフの分厚い取扱説明書には、「警告」としてこんな表記がされています。

●高速道路や自動車専用道路で使用する。
プロパイロットは、高速道路や自動車専用道路の直線や緩やかなカーブでの使用を想定して設計されています。一般道での使用は思わぬ事故につながるおそれがありますので使用しないでください。
●プロパイロットの性能には限界があるため、システムに頼った運転はせず、常に安全運転に心がける。
自車の前への急な割り込みや先行車が急ブレーキをかけたとき、急なカーブを走行するときm悪天候などでは、適切な減速や操舵制御が行えず先行車に接近したり、レーンマーカーに近づくことがあります。先行車との車間距離、自車の車線内の位置、周囲の状況に応じて自らアクセル、ブレーキ、ハンドルを操作し、常に安全運転を心がけてください。レーンマーカーとは、走行車線の右側もしくは、左側に引かれた線のことを示します。
●手放し運転を行うことはできない。
運転者は必ずハンドルを持ち、安全運転を心がけてください。

プロパイロット運転を使えば、渋滞の時も、アクセルとブレーキを頻繁に踏み換えたりする必要もなく、ボタン操作だけで、ストップ&ゴーを繰り返せるので、かなり運転の疲れ、足のだるさなどが軽減されると思います。実際、僕はプロパイロット運転してると楽です。
僕自身、まだ大きな渋滞に捕まったことはないですが、大型連休の渋滞などに有効ではないかと思っています。
(充電不安のことはおいておいて……笑)

あと、サイドブレーキもボタンひとつで、Pレンジに入れられるのでこれも、渋滞時に便利な機能のひとつです。

ハンドル支援

プロパイロット機能には、大きく分けて2つの機能があります。
1つは、さきほど書いたスピードや車間距離を自動で調整する「インテリジェント クルーズコントロール」もうひとつが、「ハンドル支援」です。

この機能を簡単に言うと、道路の真ん中をちゃんと走るようにサポートしてくれる機能。道路の右側と左側に引かれた線を感知して、道の中央に走るように調整してくれます。勿論、ハンドルを離すことはできませんが、ハンドルを軽く握っていると、ハンドル支援が効いているのがわかります。ハンドルが自分の意思とは違う微調整をしているのが手に伝わってきます。自分でやるよりもすごく繊細に微調整してくれているのがわかります。

たまに、フラフラしている運転を見かけたりしませんか?後ろを走っているとづごく怖いですよね。きっと居眠り運転をしているんだと思いますが、この機能は、いねむり運転防止に役立そうな機能です。道路の両側の線からはみ出すとハンドルの振動と音で警告してくれますので。

高速道路ではそんなことはありませんが、田舎の道を走っていると、道路の線が消えてたりして、ハンドル支援の機能が解除されたりすることもあります……(汗

まとめると

運転中は、アクセルを踏み続けるものっていうのが、今まで当たり前でしたが、リーフのプロパイロット運転では、それがもう当たり前ではなくなりました。右足は、休んでいても大丈夫なんです。(もちろん、ブレーキをすぐに踏める姿勢にはしておかないといけないですが)

プロパイロット運転は、一度使ったら、便利すぎてもう離せないです。

次の車買い換えの時は、電気自動車リーフも候補に上げるのはアリですよ。リーフが気になる方は、絶対に一泊二日の長時間、試乗体験をしてほしいと思います。

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