電気自動車買っちゃった!wonder-ev.net

「リーフって、電気自動車ですよね……どうです?」
まだまだ、?ハテナの多い電気自動車。
こんな聞かれ方をすることが多いです。

2018年12月、電気自動車が我が家にやってきました。

「リーフに乗ってる」、「電気自動車を買った」と言うと、
「どう?」って良く聞かれるんですが、
僕は、「運転がめっちゃ楽しい〜♪」と答えてます。

「めっちゃ楽しい〜♪」とは、ワクワクする感じ。

このワクワク感は、
ディズニーランドやUSJなどの
テーマパークで乗るアトラクション
「さあ今から、動き出す〜〜」っていうあのワクワク感に
僕は似ていると思っています。

アトラクションの乗り物って、
「すぃーーーーーー」って、動き出すでしょ?

あの「すぃーーーーーー」っていう加速感、
それと、「これから何が起こる?」っていう期待感みたいなのを
毎回、運転席に座ると味わえるわけです。
だから、運転するたびに僕はワクワクしてます。

電気自動車って、
「走ってるというより、スケートで滑ってる」
ちょっと大袈裟に言うとそんな感じ。

もっと大袈裟に言うと、
「羽生結弦くんになったような(笑」

電気自動車のイメージって、
「静か」、「ガソリン使わなくて、エコ」が
一般的にはあると思うんですが、
電気自動車のほんとうの魅力はそれだけでは
なかったです。

買ってはじめてわかったのですが、
「運転をすることが楽しい!」

シンプルですが、リーフがクルマ本来の楽しみ方を
教えてくれた感じがしています。
(以前のクルマでは、感じたことがなかった)

実際に、電気自動車に乗っていると、
楽しいと感じる以外にも、不便だと感じることも多いです。
普及していないということは、そういうことです。
それを試練と思って楽しむマインドも大事です(笑

では、はじめに
僕が感じている電気自動車のメリットとデメリットからご紹介しましょう。

電気自動車のメリット

電気自動車の新型リーフを買って良かったと思うことを書いてみます。

  1. 運転が、楽しい!
  2. ガソリン代が、月々2.000円(税別)だけ(2019年11月終了)
  3. 維持費が安い(多分)
  4. エコな人に! 地球温暖化防止に貢献している
  5. 子どもの車酔いがなくなった!
  6. 希少価値。ジロジロ見られる
  7. 超便利! 寒い暑いからお助け。家からエアコンをオン!

1.運転が楽しい?電気自動車の?

意外かもしれませんが、電気自動車リーフに乗って一番良かったと思うことは、「運転がめっちゃ楽しい〜♪」ということ。その理由は、電気自動車特有の「加速感」と「音」そして、まだ、ほとんどの人が乗っていない「希少性」にあります。

「加速性」というのは、テーマパークで乗るアトラクションのように「すぃーーーーーー」と走り出す感じ。0→100加速タイムは、8秒前後(オーナー計測)という掲載をホームページで見つけました。リーフのNISUMOタイプだと6.85秒。これは日産の公称値です。ちなみにプリウスが約11秒という掲載報告があります。

実際に、運転していて、加速がすごくいい! と感じます。追い越しする場面でも、アクセルのレスポンスが良いので、躊躇無くスムーズに追い越すことが出来ています。これは、僕だけはなく、「鬼トルク」と表現している人もいるほど、ほんとうに素晴らしい加速を実感できることができるのです。

次にリーフの運転が楽しいと思う理由が「音」です。
車内が静かという「無音」の状態も素敵なのですが、電気自動車特有の「キュィーーーーーーン」という音がどこからか聞こえます。パソコンのハードディスクが止まる時に聞こえる音に似ています。

「キュィーーーーーーン」という音自体は、それほど大きな音でもなく、カーステレオをつけてると聞こえないと思いますが、僕は、この「キュィーーーーーーン」という音が大好きで、この音を聞くために、エアコンもなるべく点けないようにしています。電気自動車だとエアコンの音がうるさく感じるくらい車内は静かなので。

2.ガソリン代が、月額2,000円(税抜)だけ

※月額2.000円の充電し放題のサービスは、2019年11月で終了しました(泣
長距離通勤をしている人なら、ガソリン代は、2万円とかになるんでしょうか。僕は、それほどクルマに乗る回数は多くはないものの、それでも月々5,000円は軽く超えていました。それが2,000円で済むのはうれしいことに間違いはないです。リーフを購入するとすすめられるのが、月額2,000円(税別)で充電し放題のサービス

クルマで旅行する時、ガソリン代と高速代が、必要でしたが、充電し放題サービスに入っていれば、どれだけ入っても、ガソリン代はいりません!

ちなみに家で充電できるのがリーフの良いところですが、家で充電すると2,000円とは別に電気代が掛かってしまうわけなので、できるだけ家充電は控えています。

家で充電する場合、1KWhを約30円(我が家の場合)とすると、リーフのバッテリー容量は、40KWhなので、0から満タンのすると30円×40=1,200円となります。お薦めの充電のやり方は、外の急速充電スタンドで80%ほど充電しておき、自宅で残りを充電するのが良いと思います。80%まで充電完了しておくと、残りはさきほどの計算だと240円ほどで済みます。
1KWhの価格は、自宅で利用されている電気会社のサービスにより異なります。

3.維持費が安いという理由はいくつかあります

まず、メンテナンスの費用が、ガソリン車と比較して安いのは、ほんとうです。今回新車時に入った「NISSAN EV あんしんプラス」というものですが、63,200円(税別)でした。メンテナンスの内容は、車検×1回、法定12ヵ月点検×3回、6ヵ月点検×4回の2回目の車検前までのメンテナンスがパックになったものです。同様の内容でガソリン車の場合は、12,5000円(税別)のようです。(※地域差があるかもしれません)

リーフは、ご存じのとおり電気自動車で、ガソリン車ではないので、エンジンオイルの交換やオイルフィルターの交換が不要になります。モーターもエンジンとは異なり、複雑な構造ではないようで結果、メンテナンスの費用も下がっているみたいです。

また、リーフの装着されている新機能のe-Pedalのおかげでブレーキを踏む回数が激減しています。以前乗っていたガソリン車と比較すると体感ですが、90%以上ブレーキを踏む回数が減っていると思います。ブレーキを使わないので、ブレーキパッドの交換頻度も下がると思います。ブレーキパッドは1カ所で、7,000円ほどはするはずなので、7,000円×4=28,000円と安くはないです。

ただ、まだ購入して間もないので、メンテナンスの費用については、しばらくの期間乗ってみないとわからないこともあると思います。その時は、追加で掲載したいと思います。

4.リーフのおかげで、エコな視点が増えた

排気ガスを出さないのが、電気自動車ですが、ガソリン車だとアイドリングしていると排気ガスが出続けるわけで、寒いとき、暑いとき、車内の温度を快適にするために、家の前でアイドリング運転をする時もありました。

例えばですが、
1日10分間のアイドリングをストップすると、
13cc×10分×365日×0.0023kg/cc=約109kg、CO2が削減がされます。
※1分間のアイドリングによる消費燃料は13ccとする(交通エコロジーモビリティー財団
※ガソリン1LあたりのCO2削減量は2.3kg/Lとする(環境省)

日本の1年間の新車販台数は、2018年で5,272,067台(自動車産業ポータル)でした。自分ひとりでは大したCO2でないとしても、これだけ多くのクルマで考えると大変なCO2の量になります。これまでそんなことも考えませんでしたが、こうやって調べたりしているだけでも、少し視点が変わったんじゃないかと思います。

5.子どもの車酔いが無くなった?

ガソリン車だと排気ガスを出すことが、当たり前でしたが同時に排気ガスの臭いにも鈍感になっていたと思います。
うちの娘は、クルマに乗ると酔うのですが、リーフになってから「酔った〜」という言葉を聞かなくなりました。

ガソリン車の場合、微量かもしれませんが、排気ガスが車内に入り込むことがあったのかもしれません。その排気ガスを吸うことで気分が悪くなったということも考えられなくはないと思いました。それと、リーフは、運転時の振動がとても少ないのです。リーフに乗る直前、軽のワンボックスを借りていたのですが、走行時すごい振動でした。

なので、リーフにはじめて乗った時は、走っている時の振動のなさにすごい驚きでした。クルマの揺れは当たり前、エンジンの音がするのも当たり前でしたから。

車酔いの原因を特定することはできないのですが、リーフに乗り換えてから、「酔った〜」という言葉は聞かなくなったのは、うれしい事実です。

6.まだまだ希少価値。新型リーフとすれ違うこともほぼない

およそ10年ちょっと前、AppleのiPhoneがはじめて日本で発売された日、僕はソフトバンクのお店の前で並んでいました。任天堂のWiiやスイッチの発売日も並んで購入した人です。こういう人のことをイノベーターと呼ぶのだそうです。商品が普及するためには、新しいモノ好き2.5%のイノベーターの人がまず購入し、次に、アーリーアダプタという13.5%の人達が購入して、次に34%のアーリーマジョリティと呼ばれる人達が順に購入していくと言われています。そのあと、レイトマジョリティ、ダガードと続き、商品が隅々まで普及します。

世間的には、電気自動車は、まだイノベーターが購入している期間になると思います。さきほど、2018年の新車販売台数を5,272,067台とお伝えしましたが、日産のリーフは、2010年に発売されてから日本での販売台数は、やっと10万台を突破したところです。それゆえ、まだまだ希少価値があります。

特典としては、クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金が国から受けられます。自治体によっては、自治体独自の補助金も受けられます。エコカー減税で、税金を優遇、自動車税の減税も受けられます。

補助金が受けられるというのは、うれしいですが、まだまだインフラが不十分だけど、がんばって広めてね!という意味があると思いますので、不便さも楽しむ度量が必要になります。

僕の回りでは、電気自動車に乗っているという人は聞かないので、「電気自動車に乗ってる」というと、いろいろな質問を受けます。気にはなるけど、まだ買うには早いと思っている人は多いようです。僕が、新型リーフの購入の決め手になった「みんなと同じじゃないクルマ」は、選択の大きな理由かもしれません。

7.超便利! 離れたところから、エアコンだけONできる!

リーフに乗ってまだ4つの季節を過ごしたことがないのですが、エアコンを自宅からスイッチオンにできる機能はほんとに便利です。冬の寒い朝などに重宝しています。乗る5分ほど前に、家からスマホのアプリを起動して、エアコンのスイッチをONにするだけです。リーフに乗った時には、車内がポカポカです。この機能は、暑い夏の日にも、重宝しそうです。




電気自動車のデメリット

電気自動車は、どう考えてもまだまだマイノリティの少数派! 環境が整っていないと感じることも多い。それを発信することもこのホームページの意義だと感じています。ほとんど、充電系のお悩みです……。

  1. 充電が面倒!
  2. 充電スタンドが少ない
  3. タイヤの空気圧が測れない
  4. 高級車並の価格

1.充電が面倒!!!

リーフに乗り始めてから「運転が楽しい〜」と書きましたが、真逆に位置しているのがこの「充電が面倒!」です。ガソリンスタンドで、3分ほどで満タンにしてくれる。あの快適さをうらやましく思い出します。

充電スタンドと呼ばれる電気自動車が、充電できるところは、日産自動車の営業所、三菱自動車の営業所、道の駅、スーパー、コンビニなどがありますが、実感としては、数が全然足りてないと思います。大きめのスーパーだと今でも取り合いに近い状態です。このお店で充電しようと思って出掛けても、充電できずに帰ってくることもあります。ほとんどの充電スタンドが、1台分しかないので、利用されていたら、トホホです……。

充電器には、急速充電器と普通充電器の2種類があります。急速充電器だと1回の充電(30分)でだいたい25%程度充電ができて、普通充電だと、1時間の充電で6%程度しか充電できません。急速充電器と言っても性能に差があって、同じ30分でも思ったように充電できないことは多いです。電気自動車の充電というのは、スマホの充電と全然違って、かなりクセが強いので、経験値を積んで、うまく充電できる流れを確率するしかないのもしれません。

購入前は、30分で充電できたらいいかと思っていましたが、30分って結構長い……
お店が閉店している夜とか、寒さ、暑さに耐えながら、車内でひっそり30分待たなければいけません。(結構、哀れな気持ちに……)

2.もっともっと出来たらいいなぁ充電スタンド

将来的に、どのお店にも数台分の充電スタンドが用意されていたら、未来的な景色になるでしょうね。今でも、充電スタンドが足りていないと思っているので、急に電気自動車が普及してしまったら、ちょっと怖いと思っているのは、僕だけではないハズ……

3.タイヤの空気圧ってどこで測る?

高速に乗るので、タイヤの空気圧測って貰えますか?とか、よくガソリンスタンドでお願いしたのを思い出します。これからは、点検の時にしてもらうしかないんですよね……。ガソリンスタンドって、ガソリンを入れるサービスの一環としてやってるんですよね。旅行など行く前には、事前に日産に空気圧のチェックをお願いする時が来るかもしれない。これも面倒だな……。

4.リーフは高級車

40KWhモデルでも、400万円超えると思っておいた方がいいでしょう。62KWhモデルだと500万超えますね。単純にガソリン代を節約したい!とかいう理由ではコスパが低くてダメですね。価格の割には、内装に高級感がないとよく言われていますが、実際そうかもしれません。購入理由に「みんなが乗っていない新しいクルマに出会いたい!」が含まれていないとちょっと難しいと思います。




メリット、デメリットをまとめると

ここまで、電気自動車リーフのメリット、デメリットについて比較してみましたが、一番大きなデメリットというのは、充電問題です。この部分がすごく心配だ不安だという人には、電気自動車は向かないと思います。お薦めしません。

僕自身は、デメリットよりも、メリットの「運転していてとても楽しい」が勝っています。正直、乗っていてこんなに楽しいクルマに、はじめて出会えたという感じです。早くも、ガソリン車に戻りたくない気持ち。あとは、インフラが早く充実してくれることを祈るばかりです。

リーフのこと、気になった方は、一泊二日の試乗をお薦めします。リーフを借りたら、ぜひ、足を延ばしてちょっと遠くまで出掛けてみてください。その時、不安な気持ちが大きいか、楽しい気持ちが大きいかで、リーフを候補にいれるかどうか判断されてはいかがでしょうか。

このホームページでは、電気自動車リーフってこんなクルマです。ということをオーナーならではの目線で、良いところ、そうでないところを出来るだけ、客観的にお伝えできるようにしたいと思っています。

もし、このホームページをご覧になって、リーフ仲間になられた時には、ご連絡ください。一緒にリーフの楽しさをお話しできることを楽しみにしています。書いている人はこちらをご覧ください

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